株式会社ジャパンヘナ
SDGs宣言
私たち株式会社ジャパンヘナは、自然の恵みと知恵を伝えると同時に、地球の自然と未来を守り、恩返しをしていきたいという信念を胸に、ヘナ製品の製造販売に取り組んで参りました。そして今ここに、スリランカ農村部に暮らす人々に教育や雇用の機会を提供し社会進出を促すことで貧困を回避し、また現地女性にも社会進出の場を用意する取り組みを通じて、SDGs達成へ向けた、より具体的で積極的な貢献をすることを誓います。
2023年11月21日
株式会社 ジャパンヘナ
代表取締役社長 海老名 秋子
SDGsの達成に向けた取組
「スリランカ国の高付加価値なヘナの栽培・加工方法の構築を通じた農家の生計向上を目指します。」
スリランカ国農業分野における開発ニーズ(課題)
■ 農作物の付加価値の不足:
高品質・高収量な農作物を安定的に生産する技術やその技術普及が限定的である。
■ 農家の収入の低迷:
農作物の付加価値を高められる加工技術の普及が限定的である。
開発ニーズ(課題)へのアプローチ方法(ビジネスモデル)
【想定するビジネスモデル】ヘナ栽培~加工~販売まで一貫したバリューチェーンの構築
【市場ターゲット】日本(当面)、日本国外およびスリランカ国内
【対象顧客】日本(当面)ならびにアジア、欧米の美容室や化粧品メーカーなどの美容産業
【収益構造】ジャパンヘナ社と現地企業との合弁会社を設立
- ① 自社農場にて現地農家を雇用し、ヘナ栽培、一次加工を行う。
- ② ある程度ビジネス拡大した段階で、現地農家・加工業者と契約し、合弁会社より貸出した機器にてヘナ栽培・加工(合弁会社にて買取)し、自社の栽培・加工体制を拡大する。自社で開拓した販路先に対して、一次加工品を自社製品および化粧品メーカーへの原料供給として販売する。
対象国に対し見込まれる成果(開発効果)
■ 高品質な栽培・一次加工技術の普及を通じたヘナの高付加価値化
■ ヘナ栽培~加工~販売まで一貫したバリューチェーン構築による安定的な売上確保、それに伴う農家の生計向上
提案製品・技術
■ ヘナ栽培~加工~販売まで一貫したバリューチェーン構築に資するヘナ関連製品の開発・販売経験
【本事業の内容】
■ 契約期間:2022年4月~2024年5月
■ 対象国・地域:スリランカ国コロンボ、キャンディ、サバラガムワ州
■ カウンターパート機関:スリランカ国農業省農業局
■ 案件概要:
普及・実証事業への展開を目指し、現地カウンターパート候補との協議を通じ、普及・実証事業の実施内容、費用負担、役割分担といった詳細への合意を得ることを目的とする。
併せて、スリランカでのヘナ一次加工品の生産開始を目指し、設置場所の特定や一次加工品の販売先を明確化した上で、ビジネス実施可能性を明らかにする。
【Jica(ジャイカ)とは】
独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的とする。